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森林づくり活動
森林の機能は、物質生産機能に止まらず、より根源的機能としての生物多様性保全機能、環境保全機能、文化機能を有しています。一方で、戦後急速に進んだ人口の都市集中や産業構造の転換、更には昨今の経済のグローバル化は日本における林業の衰退だけでなく、地球規模での森林の荒廃を生み、人類の営みの持続可能性を急激に低下させています。このような状況に鑑み、当財団は、平成5年7月に「森林づくり」を通じた地球規模の環境保全を目的に設立され、公益性の高い「森林(もり)づくり」の実践とその実践のプロセスで得られる森と人との交流の機会を最大限活用した「森林を愛する人づくり」に取組んでいます。
当財団の実質的な運営資金は日本生命保険相互会社の剰余金処分に基づく寄付、即ち、ニッセイの全国の契約者の負担によっています。そのため「森林づくり」に際しては、まず、日本全国で展開する。そして、短期的な経済効果の追求からは得られない、森林が本来有する公益的機能の最大化を目指す森林管理を展開する。また、ニッセイの使用する紙資源に匹敵する森林資源を育てることで持続可能な事業の実現を財団スタート時の目標とし、100万本植樹の早期達成を掲げました(平成14年度に国内100万本の植樹は達成)。その目標達成のために「法人の森林」制度における分収造林事業を中心にした「森林づくり」、更には諸団体への支援活動も含めた「森林づくり」の幅広い取組みを展開しています。
これらの取組の結果、平成22年度末で47都道府県全てで森林づくり、緑化活動を実施いたしました。
