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《森の植物の歳時記》[252]【カランコエ】

マダガスカル原産の植物をもとに改良された園芸品種が多く売られています。

カランコエKalanchoeはこの仲間「加籃菜」の中国語発音から名づけられたという説があります。

本来の開花時期は1月から5月なのですが、人工的に開花調整されて、通年出回っています。

花色も赤、オレンジ、ピンク、黄、白など様々で、一重咲きのほか、八重咲きなど多様です。

耐寒温度は10℃くらいなので寒さには弱く、鉢で栽培して、晩秋からは室内に取り入れて明るい窓辺などで管理するのが基本です。

短日植物で、日照時間が短くなると花芽をつける性質があります。冬に部屋に取り込んだ時、夜、明るい室内に置いたりすると花芽をつけなくなることがありますので、注意が必要です。

元々、乾燥地帯に生育する植物で、肉厚の葉に水分を溜めています。比較的、乾燥には強いのですが、多湿には弱く、水のやりすぎに注意が必要です。

成長と共に草姿が乱れて、花つきが悪くなります。思い切りよく10㌢くらいの草丈に切り詰めると、再び、花をつけるようになりますのでお試しください。}

切った茎は挿して再生させることができます。

廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)



カランコエ   





















 


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