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《森の植物の歳時記》 [262]【シュンラン(春蘭)】別名 ホクロ(黒子)ジジババ(爺婆)

シンビジュームの仲間で、春に咲く日本在来の植物です。

北海道から九州の人里に近い雑木林など、落葉広葉樹の林の中で見られます。

木々が葉を落とす明るい林床で花を咲かせます。夏、太陽光が強くなる頃には葉が繁って、木漏れ日程度の明るさに守られます。

変化のある花の色や、葉に斑が入ったものなど変異珠もあり、古典園芸として栽培されることもあります。

四君子(蘭、竹、菊、梅)の一つに数えられ、草木の中の君子として称えら、祝の花として親しまれてきました。

白くて太い根は、蘭菌と呼ばれる菌類と共生して、栄養を交換し合い共生をしています。

そのため、共生する菌類のいない土での生育は難しく、栽培は困難です。

ミツバチなどの昆虫が受粉に貢献をしますが、受粉する株は稀です。

1個の果実の中に0.15×1.4㎜と極小の種子が数千個入っています。微細な種子は、自力での発芽は稀です。土中の菌類の力を借りて発芽しますが、菌類に遭遇できなかったほとんどの種子は発芽することはないようです。

花を塩漬けにして、お茶に浮かべて香りを楽しむ「蘭茶」はご存知の方もいらっしゃるでしょうか。

廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)



シュンラン  




















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