ニッセイ緑の財団では、平成２５年度より被災地で採取したドングリを各小学校の生徒が育て、被災地へ苗木を届ける『ドングリ学校プロジェクト～被災地に届けよう！緑の苗木～』を行っています。

今年度は、連光寺小学校（東京都）、北谷小学校（鳥取県）、皆野小学校、国神小学校、三沢小学校（埼玉県３校）、神戸小学校（鳥取県）の全６校にお取組みいただきました（実施順に記載）。

ドングリ学校の授業は、宮城県岩沼市で採取したドングリを、小学生が各自持参した牛乳パックを活用しながら、牛乳パック苗を作成する取組みです。

これから生徒が苗木を育て、２年後の春には岩沼市にある“千年希望の丘相野釜公園内”に植樹を行うことを計画しています。元気な苗木が育つよう皆で取組みました。

また、授業では震災への理解を深めるため、被災地の「かつての暮らし」から震災時の「自然の恐ろしさ」、そして復興に向かう「被災地の現状」、そして植栽地となる「千年希望の丘相野釜公園内」の今の状況写真をスライド上映していただきました。生徒一人一人が、被災地の方々のために一生懸命苗木作りをしてくださいました。

実施にあたっては、各小学校の皆様、ＮＰＯ法人みどり環境ネットワーク！の皆様には様々な形でご支援を賜りました。心から御礼申し上げます。元気な苗木が育つ様、継続的に見守って参りたいと思います。

（実施校一覧）

　11月14日（火）多摩市立連光寺小学校（東京都）　参加者：７３名

　11月16日（木）倉吉市立北谷小学校（鳥取県）　　参加者：５３名

　11月17日（金）皆野町立皆野小学校（埼玉県）　　参加者：５４名

　11月21日（火）皆野町立国神小学校（埼玉県）　　参加者：１１名

　11月21日（火）皆野町立三沢小学校（埼玉県）　　参加者：　７名

　12月21日（木）鳥取市立神戸小学校（鳥取県）　　参加者：　５名　＜協力者合計：２０３名＞