フォーラムメンバー紹介

山口小学校

山形県天童市立山口小学校は,将棋の駒の生産やさくらんぼ,ラ・フランスなどの果樹栽培で有名な天童市にある児童数155人の小学校です。学習の森をはじめ,学校林も所有し,学習活動や緑の少年団活動などの「自然との触れ合い」の場になっています。

本校緑の少年団は,昭和52年4月に設立され,その活動が認められ平成11年には内閣総理大臣賞を受賞しています。現在は5・6年生を中心に活動し団員数は,48名(5年生23名 6年生25名)です。

〈団の活動目標〉

①緑に親しみ,自然について知ることによって,自然に感謝し,愛する心を育む

②緑を愛する仲間と手をつなぎ,自然を守り育てる心を育む。

5月には,天童市みどり環境フェアに参加します。「緑の誓い」を宣言し,緑の募金活動をしたり,来場者へ「緑のプレゼント」を送るプレゼンターのお手伝いをしたり,みどり豊かなまちづくり推進の役割を担っています。

 

8月には,村山地域交流研修大会(本年度は「山形県緑の少年団交流研修大会」に参加。)に参加します。団員相互の交流と連携を深め合いながら,団員の資質向上,緑を愛する人間性豊かな健康で明るい社会人を目指しています。

10月には,市や県のご支援を受け,学校林を探索したり,地域の自然に触れたり,植物の生態を学びながら,自然の中にはさまざまな「いのち」が息づいていることを感じます。ここでは,自然に学ぶという共通の目的のもと,津山小学校の緑の少年団と合同で活動しながら,人とかかわる力も育んでいます。

秋には,学校の「学習の森」で,他学年の児童による自然とふれあう体験活動を実施しています。この活動を通して,5年生で入団する緑の少年団の一員になる意識を高めています。

2月には,4・5・6年生が体育館に一堂に会し,緑の少年団団旗引き継ぎ式を実施しています。6年生の現団長から,5年生の新団長へ団旗を引き継ぎ,緑の少年団「わたしたちのちかい」を全員で読み上げ,「山形県緑の少年団の歌」を合唱します。こうして山口小の伝統が引き継がれていきます。

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