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復興への『希望の環』~ドングリでつなぐ森林づくり~植樹祭の開催

幣財団は、玉浦西まちづくり住民協議会、岩沼市と協定を結び、津波で流された集落跡地での森づくりを開始します。
スタートとなる植樹祭を4月10日(日)に開催致しますのでご案内申し上げます。

 今回の森づくりの特長は、宮城県のドングリから埼玉県皆野町の小学生が育てた苗木を、被災した住民の皆さんが主体となって育てていこうとするものです。長い時間を要する森づくりの営みを復興の営みに重ね、被災地の人々と被災地を支援する人々が心を一つにして取組むものです。

 植栽地は流された集落(相野釜・藤曽根・二野倉・長谷釜・蒲崎・新浜)を表す六つの環の森と、麦、湿地帯などで構成されます。これらの集落が集団移転し、その移転地で玉浦西まちづくり住民協議会を設立し、今回の森づくりに取組んでいます。

 シラカシ、ウラジロガシ、アカガシ、アラカシ、コナラ、クヌギ、カシワ、ヤマザクラ、トベラ、ハマヒサカキ、アキグミなど海岸性里山の再現を目指した多様な樹種を植栽します。多くの方が千年希望の丘を訪れ、住民の皆さんと交流できるような森を目指していきます。こういった願いを形にする全体計画は中央大学理工学部教授石川幹子先生が住民の皆さんの気持ちを汲みながら作成したものです。

 今回の植栽地は津波被害地で土壌、風、水はけと森づくりには大変厳しい場所です。土壌改良の為の資材、防草シート、良好な景観と雑草対策に有効なイソギク、苗木等の提供、更には、困難な場所での森づくり関する専門的なアドバイスについても多くの方のご好意によって植樹祭をむかえることが出来ました。
また、当日はニッセイ仙台支社従業員、玉浦西まちづくり住民協議会、岩沼市民他多くのボランティアの方々にご参加頂きます。

 ご協力頂いた方々(岩沼市、玉浦西まちづくり住民協議会以外)
  中央大学石川教授他研究室のメンバー、
  日本大学大澤教授他研究室のメンバー、
  アイキ樹木メンテナンス株式会社喜多代表含む樹木医4名、
  日本再生循環緑化研究所宇井所長、富士見環境緑化株式会社山本社長、
  ユニチカ株式会社、日本生命保険相互会社仙台支社

■応募方法

 以下の内容を記載の上 info@nissay-midori.jp までメール送信
 FAXの場合は 03-3501-5713

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