開催結果

《“おおくす芦名堰の森”(神奈川県)にて森の探検隊を開催しました》

先日7月19日(土)、横須賀市にある芦名堰にて、親子が参加する森の探検隊を開催しました。

“おおくす芦名堰の森”は三浦半島最高峰である大楠山の麓にあり、ため池とその周辺一帯で在来種保護や外来種除去の活動を行っています。

今回参加いただいた親子の皆さんには、午前中は特定外来生物であるアメリカザリガニの捕獲と水生動物の観察、午後は外来植物等の除去を行っていただきました。それぞれの作業の前には、外来動植物による生態系への影響についての学習も行いましたが、皆さん真剣に話を聞いておられました。

ザリガニ捕獲では、ザリガニのオスメスの見分け方を教えてもらい、自分たちで当てっこしたり、罠にかかったニホンウナギ!を手づかみしてみたり、子どもも大人も楽しんでいただきました。

また、捕獲したザリガニは、近くの自然食レストランで調理していただき、美味しく頂きました。希望者のみですが、エビみたいで美味しい!と評判でお代わりする子どもが続出していました。

外来植物の除去では、ツルニチニチソウ・トキワツユクサなどの外来種見本を見ながら、除去する外来種を探し当てるのに熱中していました。

こうした生物多様性保全に取り組むイベントは初の試みでしたが大盛況に終わり、今後のイベント開催継続に向けて大きな一歩となりました。

開催にあたり多大なご協力を頂きましたNPO法人三浦半島生物多様性保全の天白様、横須賀市建設部の皆様、地域環境計画の皆様、日本自然保護協会の皆様に御礼申しあげます。