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森林づくりボランティア活動

1993年の設立以来、たくさんの方々に森林づくりを体験できる機会を提供してきました。設立当初は植樹が中心でしたが、森林の生育が進むにつれて、下刈や除伐、枝打ち、間伐といった保育活動も行い、植栽木の生長を確認する機会も提供しています。
また、近年注目を集めている生物多様性保全も意識し、希少種保全や外来種駆除を行うボランティア活動も2025年度より開始しています。

毎年、複数のニッセイの森でのボランティア活動を行っていますが、アクセス条件が良好な一部の森では、地域住民の方々からのご参加も募集しておりますので、是非ご応募ください(詳細は、当ページ下部にある募集内容をご確認ください)。


植樹

森の成長に伴いCo2の吸収量は減りますが、伐採してすぐに苗木を植えることにより土砂崩れや水枯れを避けながら森を若返らせることができます。
当財団では、地域に適した樹木を前提とし、スギ・ヒノキ等の針葉樹のほか、多様な広葉樹を取り入れて植樹を行っています。

下刈

植樹後の若木が健全に成長するために、周囲の雑草や低木を刈り取ることで、日光や養分を十分に確保し、病害虫の発生を防ぐことを目的としています。特に夏季は雑草の成長が早いため、定期的な管理が必要です。
ボランティア活動では、手鎌や下刈鎌を使いますので、安全面には十分に注意するとともに、誤って植えた苗木を傷つけないよう注意することが大切です。


除伐

森林の成長に伴い、植樹した樹種以外の樹木の自生と相まって、森林が過密状態となります。除伐は、自生した樹木のうち不要なかん木等を伐採することで、成長を促す木をより大きく成長させるために行う作業です。
ボランティア活動では、安全管理を徹底しながら手ノコを使用し、不要なかん木や小径木を間引くといった作業を実施します。

枝打

樹木の下部の枝を切り落とすことで、質の高い木材を育てるとともに、病害虫の発生を防ぐ効果があります。また、森の中に光を取り入れ、下草や他の植物の生育を助ける役割も果たします。
ボランティア活動では、手ノコを使い、安全に配慮しながら作業を行います。
昨今は、シカによる樹木被害(樹木の根元付近の樹皮を剥いで食べる)を防止するため、枝打ちで切り落とした枝などを樹木の根元に積み上げて、シカの食害を防止するなどの取組も行ったりします。

間伐

植栽木の成長により、樹木間が過密になるとともに、日光が地面にあたらない森へとなっていきます。間伐は植栽木の一部を計画的に伐採することで、残された木が十分な日光や栄養を得て、強く健康に成長できるようにするためのものです。
間伐することで、成長した樹木がしっかりと土砂をとらえ、大雨などがあっても土砂災害などにつながりづらくなるとともに、森林の下部にも植物が生い茂る健全な森林へと成長してきます。
ボランティア活動ではノコギリを使って、直径10~15cm程度の植栽木を伐採し、可能な場合には間伐材として地産地消での活用を行います。

開催予定

『ニッセイ美の山の森での間伐等ボランティア』
2025年11月1日(土)10時30分~13時30分
概要:間伐・どんぐり拾い
開催地:埼玉県皆野町 美の山公園内植樹地
集合場所:美の山公園 第一駐車場(西武秩父駅よりバスも可)
参加対象:年中(4才)以上(未成年者の場合には保護者同伴)
応募締め切り:10月16日(金)
詳細PDFはこちら
ニッセイ美の山の森での間伐等ボランティア