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環境貢献度の評価

森林づくりによる環境貢献度の評価

森林は、生物多様性保全、地球環境保全、土砂災害防止、水源かん養などの「多面的機能」を有しています。このうち、木材等物質生産以外の機能は「公益的機能」と呼ばれ、近年では、特に生物多様性保全機能や二酸化炭素の吸収を含む地球環境保全機能が大きく注目されています。
林野庁では、森林の公益的機能のうち公共事業評価の分野で数量評価が行われている主な機能について、国有林内の「法人の森林」による「環境貢献度」として、毎年、物量と金銭評価額を算出して、当財団など分収林契約の締結者に通知しています。

<2023年度”ニッセイの森”の環境貢献度評価(単年度)>

便益 詳細 物量 昨年度比 評価額(円) 内容説明
環境保全 CO2固定 1,674 t/年 ▲38 t/年 921.9万 〇年間、約1,674tの二酸化炭素を吸収・固定しております。
水源かん養 流域貯水 254,347
㎡/年
1,662
㎡/年
855.4万 〇2リットル・ペットボトル換算で、年間、約1億2717万本分の降雨を貯水、その水質を浄化しております。
水質浄化 3,256.6万
洪水防止 10.657
㎡/年
0.003
㎡/年
4,066.0万 〇毎秒、約10.7㎡の洪水を防止しております。
(河川に流出する水量の平準化)
山地保全 土砂流出防止 5,773 ㎡/年 24 ㎡/年 3,343.1万 〇10tダンプトラック換算で、年間、約1,042台分の土砂流出を防止しております。
合計 12,443.0万