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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

《No.31》オニフスベ

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「ニッセイの森」の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」を日常的に管理している「宮城県森林インストラクター協会」が「森から考えるESD学びの森」の他に、同協会が指定管理を行っている施設周辺で見られる動植物等の様子や、身近な植物で子どもから大人まで楽しめる葉っぱ遊びを「学びの森の生態図鑑」として紹介させていただきます。
(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)

森の中を散策していると突然出現した大きな白い塊。
『オニフスベ』と呼ばれるキノコです。

 

キノコとなると「食べられるの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。オニフスベは白い幼菌の頃は食べることができます。外皮を剥いて中の幼菌部分のみ可食です。ただし、成熟した(内部が変色した)ものはアンモニア臭がキツく、食用ではないのでご注意ください。
食感は先述したようにはんぺんに近く、味は非常に淡白です。フライやソテーとして広く食べられているようです。
突然現れ、突然消える様子は観察していると驚きの連続だと思います。秋に向けて森の様子も少しずつ変化してくるこの時期に、間違い探し感覚でぜひ探してみてください。

 

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