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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

482.《シジュウカラ (四十雀)》

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482.《シジュウカラ (四十雀)

スズメやメジロと並んで最も身近な小鳥です。頬の白い部分が大きいのでホオジロと間違えられることも有ります。白と黒が基調の鳥で地味な感じがしますが、よく見ると背中はやや緑がかった青灰色で白い模様も有り、中々お洒落な鳥です。首からお腹にかけてネクタイの様な1本の黒い縦縞が有り、良く目立ちます。太いネクタイがオス、細くて途中で切れてしまうネクタイがメスです。
留鳥(一年中その地域で見られる鳥)で、オスは年明け早々から「ツツピー、ツツピー」と囀り始めます。この時期は主に縄張り宣言とペア探しで、実際に巣を作って繁殖するのは、ヒナの餌となる青虫が多くなる3月から4月頃です。餌などの条件が良かったり、1回目の繁殖に失敗すると、1シーズンに2度の繁殖をすることも有ります。
庭木に掛けた巣箱にも良く入るので、子育ての様子を観察することが出来ます。子育ての邪魔をしないように離れたところからそっと観察しましょう。
最近話題になった鈴木俊貴氏の「僕には鳥の言葉がわかる」という本はシジュウカラを研究対象としています。シジュウカラの色々な鳴き方にはそれぞれ意味が有り、親鳥とヒナの間では、ヘビが巣に近づいた時親鳥は「ジャージャー」と鳴きこれはヘビが来たから巣から飛び出して逃げろ、カラスが近づいた時は「チッチッ」と短く鳴いて巣の中で身を低く伏せる様に、と言った複雑なコミュニケーションが有ることが分かったそうです。
安武 弘幸氏(NPO法人千葉県森林インストラクター会会員・千葉県野鳥の会会員)
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