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503.《ケイマフリ(海鴿)》鳥類
503.《ケイマフリ(海鴿)》鳥類
夏羽は全身が黒く、赤い足と目の周りから目尻にかけての白い模様が目立つ海鳥です。
北海道の天売島、ユルリ島、モユルリ島、および下北半島で繁殖しています。岩礁地の断崖の岩穴や岩の隙間に巣を作るので、断崖を見下ろせる場所に行くか、船で断崖に近づく必要が有るので、なかなかお目にかかれない鳥です。
海に潜ってイカナゴなどの魚を捕食します。潜水はとても得意で時に70m以上も潜ると言います。泳ぐのがとても上手いのですが、ペンギンと違って空を飛ぶこともできる二刀流です。
ケイマフリとはちょっと変わった名前ですが、アイヌ語で赤い足を「ケマフレ」というのが転じてケイマフリになったといいます。英名はSpectacled Guillemot でメガネを掛けたウミバト、となりこちらは目の周りの白い模様に着目した命名です。
漢字名「海鴿」の「鴿」はハトを意味するので、文字通り海のハトです。ずんぐりとした体形と大きさがハトに似ているからと説明されています。但しウミバトという鳥は別にいて、そちらは「海鳩」と書きます。
安武 弘幸氏(NPO法人千葉県森林インストラクター会会員・千葉県野鳥の会会員)
