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527.《シラヤマギク(白山菊)別名 ムコナ(婿菜)》
527.《シラヤマギク(白山菊)別名 ムコナ(婿菜)》
秋に咲く野菊(野に咲くキクの仲間の総称)の一つです。花期が長く、初秋から晩秋まで、長く花を見ることができます。
比較的明るい雑木林や、その林縁で普通に見られる多年草です。
名前は、山で白い花を咲かせる菊の意とされています。春の新芽が食べられるヨメナ(嫁菜)と同じように、春の新芽を食べる地域もあり、ムコナ(婿菜)とも呼ばれます。
秋に白い花を咲かせるキクの仲間はいろいろあって紛らわしいのですが、シラヤマギクは根生葉(地面に近いところの葉)が比較的大きなハート形で、葉柄には狭い翼がついますので、比較的見分けやすいかもしれません。(ハート形の根生葉は、花が咲くことには枯れてしまうこともありますから要注意です。)葉は茎の上に行くほど小さく、細長くなり、葉柄も短くなります。
草丈は1㍍を超すものが多く、目立ちます。
花は他の野菊同様に、白い花弁のように見える舌状花(ぜつじょうか)と、黄色い筒のように見える筒状花(とうじょうか)が集合したものです。
良く似ていると言われるシロヨメナ(ヤマシロギク)は地下茎が横に伸びて繁殖しますので、群生していることが多いのですが、シラヤマギクは単体で成育します。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
