記事公開日
最終更新日
《No.26》シャチホコガ

「ニッセイの森」の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」を日常的に管理している「宮城県森林インストラクター協会」が「森から考えるESD学びの森」の他に、同協会が指定管理を行っている施設周辺で見られる動植物等の様子や、身近な植物で子どもから大人まで楽しめる葉っぱ遊びを「学びの森の生態図鑑」として紹介させていただきます。
(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)
「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター ことりはうす」のそばにある野鳥の森で見られる昆虫、「シャチホコガ」の仲間ついて紹介します。
実は筆者は「蛾」は苦手でした。しかし、「ことりはうす」に来館される、虫が大好きなご家族に影響され、とりわけ「シャチホコガ」は、興味をそそられる存在となりました。
「シャチホコガ」は幼虫が威嚇するときにシャチホコのようなポーズをとることから、その名がついたといわれています。日本には120種以上のシャチホコガの仲間がいるそうです。枯葉のような擬態をした羽をもつものもいて、森で見つけるのはなかなか難しいものです