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297.《アメリカオニアザミ(アメリカ鬼薊)別名 セイヨウオニアザミ(西洋鬼薊)》

297.《アメリカオニアザミ(アメリカ鬼薊)別名 セイヨウオニアザミ(西洋鬼薊)》
ヨーロッパ原産の植物で、近年、急激に分布を拡大してきたアザミの仲間です。
日本では1960年代に北海道で初めて発見されたと記録されています。
草丈は膝丈くらいから、1.5mにも達するものもあります。直立する茎は上の方で分枝し、その茎には刺のある翼があります。
1㎜以上もある刺は茎だけでなく、葉の縁や上面にもあります。花の総苞片も線形になっていて、先端が1~2㎜の鋭い刺になっています。株全体が刺で覆われているというイメージでしょうか。
アザミの仲間の花は、小さい筒状の花が沢山集まって1個の花になっているのですが、筒の長さが日本のアザミに比べて長いので、全体にふわふわっとした感じに見えます。
チークブラシみたい!と注目されることも多いのですが、花の下には総苞片の刺、その下の茎や葉の刺を忘れないでください。特に子供さんは思わぬ怪我に繋がることもありますので、要注意です。
花後、白い綿毛のような冠毛をつけた種子が風に乗って飛散します。
物資の移動の頻繁な現在、道路沿い、電車の線路沿い、様々な場所でしぶとく生きています。見つけたら、革手袋をして、根元から切り取って処分してください。
日本では1960年代に北海道で初めて発見されたと記録されています。
草丈は膝丈くらいから、1.5mにも達するものもあります。直立する茎は上の方で分枝し、その茎には刺のある翼があります。
1㎜以上もある刺は茎だけでなく、葉の縁や上面にもあります。花の総苞片も線形になっていて、先端が1~2㎜の鋭い刺になっています。株全体が刺で覆われているというイメージでしょうか。
アザミの仲間の花は、小さい筒状の花が沢山集まって1個の花になっているのですが、筒の長さが日本のアザミに比べて長いので、全体にふわふわっとした感じに見えます。
チークブラシみたい!と注目されることも多いのですが、花の下には総苞片の刺、その下の茎や葉の刺を忘れないでください。特に子供さんは思わぬ怪我に繋がることもありますので、要注意です。
花後、白い綿毛のような冠毛をつけた種子が風に乗って飛散します。
物資の移動の頻繁な現在、道路沿い、電車の線路沿い、様々な場所でしぶとく生きています。見つけたら、革手袋をして、根元から切り取って処分してください。
廣畠眞知子氏(千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)










