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532.《カレエダタケ(枯枝茸)》キノコ類
532.《カレエダタケ(枯枝茸)》キノコ類
カレエダタケは、夏から秋に様々な林の地上に生えるキノコで、樹木の根と菌根を作り共生する菌根菌です。
白色で古くなると黄色から灰色を帯びます。大きさは3~8cmと比較的小さく、サンゴ状の形をしたキノコで、先端は細かく分岐しトサカ状になるきれいなキノコです。枝状でもろい感じを受けますが、キノコの肉質は意外としっかりしています。
世界中の温帯地域に分布しており、日本でも全土で見られます。
樹枝状に枝分かれする形からカレエダタケと名付けられたと思われます。地方ではネズミアシと呼ばれたりします(ネズミアシという名前は、ホウキタケ類などサンゴ状のキノコ全般を指すのに使われています)。英名ではwhite coral fugus (白サンゴキノコ)やcrested coral fungus (トサカ状のサンゴキノコ)などと言われます。これら英名の方がカレエダタケとうい名前よりも、良く形状を表していると思います。
また、カレエダタケは子嚢菌の一種に寄生されることがあり、寄生されると、下部から灰黒色~黒色となっていくことが知られています。
無毒とされていますが、細く小さいので、あまり食用価値はないと思われます。
平尾信三氏(NPO法人千葉県森林インストラクター会会員・日本菌学会終身会員)

