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ニッセイ緑の財団ニュース

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42.《マンサク(満作)》

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42.《マンサク(満作)》

春の足音が感じられる季節に咲く黄色い花は、
北国で先ず咲いて(まんず咲く)、豊年満作をイメージさせてくれるとして開花が待たれます。

ねじれたような細い花弁の形が、稲のシイナ(粃:不稔の稲籾)の形に似ていることから、
凶作に対する逆転の発想で“満作”と呼ぶとの説があります。

東北の一部には「マンサクの花が少ない年や、咲かない年は凶作になる」とか、
「マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作」とかの言い伝えがある地方もあります。
北国で春を待ちわび、豊作を祈念した姿がうかがえます。

近年、造園木として中国原産のシナマンサクを多く見かけます。
花が大きく、花色が少し濃いこと、花時に葉が残っていることなどで区別できます。
また、北米由来の赤い花のマンサク(ハマメリス)、これらの交配種なども多く見られるようになっています。

廣畠眞知子氏(千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)

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