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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

425.《 シロヨメナ(白嫁菜)》

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425.《 シロヨメナ(白嫁菜)

やや薄暗い林内で群生しているのを見かける多年草です。
野に咲くキクの仲間をノギク(野菊)と呼ぶことがあり、シロヨメナも野菊の一つです。
キクの仲間の花は、小さい花の集合で一つの花を作っています。花びらのように見える一つずつが花で、その姿から舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれます。中央に黄色く見える小さい花が密集しています。筒状花(とうじょうか)と呼ばれます。二種類の花の集合になります。
シロヨメナは8~13くらいの舌状花があります。ヨメナ(嫁菜)に似て、白い花を咲かせることからの名と言われています。ヨメナは淡紫色が一般的ですが、白花もあります。ヨメナは春に山菜として食べられ、美味しいことや、美しく優し気な花姿から嫁菜と呼ばれますとか。
秋に咲く野菊は似ているものが多く、混乱を生じることもあります。
シロヨメナは薄暗いとこでも成育可能なことと、細長い葉に三本の葉脈がはっきり確認できます。受粉後、ちょっと長めな冠毛が綿毛のようになります。
同じような環境で見られる白い野菊がシラヤマギク(白山菊)です。白い舌状花が6~8くらいしかありませんので、ちょっと隙間が多いように見えます。葉も丸みを帯びた大ぶりなものです。
(後ろの3枚は、「ヨメナ」1枚と、「シラヤマギク」2枚です)
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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