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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

468.《カジイチゴ(梶苺)》

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468.《カジイチゴ(梶苺)

比較的暖かい地方の丘陵などで見られますが、近年では造園木として生垣などに植えられていることも多くなっています。
葉がカジノキ(梶の木)に似ていることからの命名とされています。カジイチゴはバラ科、カジノキはクワ科で、分類的な関りはありません。
キイチゴの仲間で、春に3~4㌢もあるような白い大振りな花を咲かせます。
葉も大きく手のひらほどのものもあり、生け花の素材として使われることもあります。
結実した果実は小さな粒の集合体で、直径1㌢を越す球形になり、オレンジ色に熟します。酸味が少なく、子どもでも食べやすいので、生垣からつまんで食べた幼いころの記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
モミジイチゴやナワシロイチゴなどのように、茎に刺があるわけではありませんので、小さい子がつまんで食べるのに向いているかもしれません。(食べる時は、家主さんに断って下さい。)
庭植えにすると根を張ってよく育ち、増えすぎるという声も聞かれます。そのため、近年では雑木林などに捨てられて、本来の生育場所ではないところで繁殖したりしていることもあり、問題になっています。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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