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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

432.《スダジイ(すだ椎)》

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432.《スダジイ(すだ椎)

ドングリのなる木の一つです。ドングリを見ると、必ずと言ってよいほど「食べられますか?」と聞かれます。スダジイのドングリは自信をもってお答えします。「美味しいですよ! 生食可。炒ったりするとなお美味しいですよ!」
関東地方で多く見かける木で、山などで見かけるほかに、街路樹や公園樹として植えられていることもあります。
常緑の木で、場所によっては優占種として巨木になります。鎮守の森を構成する木の一つです。
ドングリの形がキサゴという巻貝の別名、シタダミに似ていることから転訛した名という説がありますが、詳細は不明です。
雌雄同株ですが、雌雄別々に花を咲かせます。雄花は強烈な匂いを発散して虫を呼びながら、木全体を覆うように咲きます。受粉した果実は成熟に二年を要しますので、完熟は次の年の秋になります。
巨木になった木を下から見上げると、幻想的なネイチャーデザインを見ることができます。クラウン・シャイネスと呼ばれ、お互いの枝葉が重ならないように、微妙な隙間を空けています。葉っぱのソーシャルディスタンスと表現された方があります。葉から放出されるエチレンが関係しているという報告があります。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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