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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

439.《モチノキ(糯木)》

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439.《モチノキ(糯木)

鳥を捕まえるのに鳥黐(とりもち)という粘り気の強いべたべたしたものを木の枝に塗っておいたり、黐竿(もちざお)と呼ばれる竿の先に塗りつけたりしていました。この鳥黐を作るのはこの木の樹皮が原料にされることが多く、モチノキの語源とされています。(現在は鳥獣保護法によって鳥黐での捕獲は禁止されています。)
古くから庭木、街路樹、公園樹として植えられることの多い木でもあります。
神社のご神木になっている木もあり、身近に接することの多い木で、モッコク、モクセイと並んで三大庭木と言われたりします。
名前にある「もち」を「持つ」と解釈したり、くっつくということから、家を持つとかお金を持つなどと連想を広げ、縁起の良い木と言われたりすることもあるようです。
雌雄異株です。春に咲く花は淡い黄緑色で、雄花は花後は散りますが、その花粉を受け取って受粉をした雌花は結実し、秋に赤く色づきます。
花粉は虫が運んでいるようですので、すぐ隣に雌雄の木がなくても、雌株であれば、結実は可能です。
古いお庭では、樹皮の一部が傷ついたりして、その部分に他の植物が生育して景色になっていたりするのを見かけます。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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