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451.《ゴヨウマツ(五葉松)》
451.《ゴヨウマツ(五葉松)》
五枚の葉が一組になっているマツもあります。ゴヨウマツ(五葉松)です。
本来は山地の尾根などに点在しているものですが、自生地で目にする機会は少なくなっているようです。庭木や盆栽として植えられているのを多く見ます。
葉はアカマツやクロマツに比べるとやや短く、先端は尖りませんので、触っても痛みを感じるということはありません。
他のマツと同様に、雌雄同株です。5~6月頃、雄花と雌花を別に咲かせます。球果(松ぼっくり)から出る種子は翼があり、風に乗って分布を広げます。
「マツの実」を召し上がったことがありますか?
アカマツもクロマツもゴヨウマツも風に乗って飛散する軽い種子です。では食べているマツの実は何でしょう?
チョウセンゴヨウというマツの仲間があります。チョウセンとついていますが、本州中部、四国などの山地のごく限られた場所で自生しています。(売られているマツの実は中国から輸入されたものです)
葉は名前の通り、五枚が一組になっています。普通のゴヨウマツの葉に比べると、かなり長い葉です。大きなマツボックリから1㎝以上ある、翼のない堅い種子が出てきます。割ると出てくるのがマツの実です。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)

