４．《ヌルデ（白膠木）》

ウルシ科の植物ですが、かぶれることはほとんどないようです。

雌雄別株で雄株に咲く花は白くてふわふわして見えます、コガネムシの仲間などが花粉まみれになっている様は微笑ましい光景です。雌株で結実した実は“塩の実”とも呼ばれ、表面に吹き出る白い粉はリンゴ酸カルシウムで、優しい塩味です。

写真・解説：千葉県森林インスタラクター会　広畠真知子氏（元千葉都市緑化植物園 緑の相談員）