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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

496.《ハマヒルガオ(浜昼顔)》

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496.《ハマヒルガオ(浜昼顔)

日本のみならず、世界の多くのエリアの海岸に成育する多年草として知られています。
名前は浜で生育して朝から夕方まで花を咲かせていることに由来します。
根は砂地の中に張りますが、地上に蔓を伸ばしながら広がります。浜辺で風の抵抗を避けるため、地面を這うように成育すると考えられています。
潮風にさらされる葉は、少し分厚くなっていて、表面に光沢があります。
遮るもののない海辺で太陽光にさらされて高温になる砂地で生き抜くために、様々な対策を講じながら生き抜いている姿なのでしょう。
一面を覆うように繁茂して、独特の景観を作り出して人気を集めます。
花は虫に花粉を運んでもらって結実しますが、数は少ないようです。一斉に咲かないで、少しずつ開花の時期をずらしながら、夏の終わりころまで長く咲き続けます。
結実した果実は水に浮き、海面を漂って分布を広げます。人工海浜で根を張っていて話題になることもあります。
本来は冬には地上部は枯れるのですが、石の間など、気温が下がりにくい場所で葉をつけたまま冬を越している姿を見かけることもあります。
同時期、海から離れた場所で似たような花を見かけることがあります。多くはコヒルガオです。(最後の写真)
(廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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