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ニッセイ緑の財団ニュース

記事公開日

497.《ハマウド(浜独活)別名オニウド(鬼独活)》

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497.《ハマウド(浜独活)別名オニウド(鬼独活)

関東地方以西の海岸に生える多年草です。岩場にも砂地にも成育しています。
浜辺に生えて、葉がウド(独活)に似ていることからの名と言われています。
名前につくウドは、春の山菜としても知られている植物ですが、分類的にはウコギ科で、セリ科のハマウドとは関りはありませんし、海岸には成育しません。
別名のオニウド(鬼独活)は猛々しい姿からの名前のようです。
日当たりの良い海岸で1~2㍍にもなる大ぶりな姿は存在感があって注目を集めます。
白色の花は小さい花が20~40個も集まって咲き、大きな塊のように見えます。
花が咲くと蜜を求めて甲虫類、アブの仲間、チョウの仲間など、様々な昆虫が訪花して、受粉に貢献することになります。
果実(種子)は6~10㍉の広楕円形、扁平で風に乗って飛散します。
潮風に対応するために、葉はやや分厚くて、光沢があります。茎も強風に耐えられるように太く強靭です。
ハマウドには、寄生植物のハマウツボが寄生していることがあります。
ハマウドは有毒ではありませんが、一般には食べられてはいないようです。
(8枚目は寄生したハマウツボの写真、9・10枚目はウドの写真です)
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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