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184.《ギンバイカ(銀梅花) 別名 マートル》
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184.《ギンバイカ(銀梅花) 別名 マートル》
白い花びらと多数の雄しべの取り合わせが常緑の葉の中で際立ちます。
五弁の花びらが梅のように見えることからついた名前です。
ハーブとしてはマートルと呼ばれます。
花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」とも呼ばれます。
古代ギリシアでは豊穣の女神デーメーテールと愛と美と性の女神アプロディーテーに捧げる花とされていました。
古代ローマでは愛と美の女神ウェヌスに捧げる花とされ、結婚式に用いられていました。
花嫁がマートル(ギンバイカ)の花や枝を身に着ける風習があり、英王室でも伝統的に使われています。
2022年9月19日に執り行われましたイギリスのエリザベス女王の国葬の際に、
棺の上には、大英帝国王冠と宝玉、勺杖などに添えて、弔花としてギンバイカがバラと共に置かれたと話題になりました。
1947年、エリザベス女王がフィリップ氏と結婚された時のブーケの枝から育てられたギンバイカの枝を、
チャールズ国王が弔花として選ばれたと伝えられています。
母としてのエリザベス女王に対する愛情が感じられると話題になった出来事でした。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
五弁の花びらが梅のように見えることからついた名前です。
ハーブとしてはマートルと呼ばれます。
花が結婚式などの飾りによく使われるので「祝いの木」とも呼ばれます。
古代ギリシアでは豊穣の女神デーメーテールと愛と美と性の女神アプロディーテーに捧げる花とされていました。
古代ローマでは愛と美の女神ウェヌスに捧げる花とされ、結婚式に用いられていました。
花嫁がマートル(ギンバイカ)の花や枝を身に着ける風習があり、英王室でも伝統的に使われています。
2022年9月19日に執り行われましたイギリスのエリザベス女王の国葬の際に、
棺の上には、大英帝国王冠と宝玉、勺杖などに添えて、弔花としてギンバイカがバラと共に置かれたと話題になりました。
1947年、エリザベス女王がフィリップ氏と結婚された時のブーケの枝から育てられたギンバイカの枝を、
チャールズ国王が弔花として選ばれたと伝えられています。
母としてのエリザベス女王に対する愛情が感じられると話題になった出来事でした。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)