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ニッセイ緑の財団ニュース

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389.《コナスビ(小茄子)別名 クサナスビ(草茄子)》

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389.《コナスビ(小茄子)別名 クサナスビ(草茄子)

道端や草地で普通に見られます。お庭や鉢の中からも生えてくることがあります。
よく見れば黄色の可愛い花を咲かせるのですが、ほとんど注目されることがないようです。
萼に包まれた丸い果実がナスに似ていることからの名前とされています。サクラソウの仲間で、ナスとの関連はありません。
ナスに見立てられた丸い果実ですが、茶色く熟して、紫色になることはありません。
軟毛を密生した茎は、はじめは斜めに立ち上がりますが、茎が伸びるにつれて、横に倒れるようになり、地面を這うように成長していきます。20㎝にもなるという報告もあります。株元から四方に茎を伸ばしていることもあります。
多年草で、日溜りでは冬でも葉を残して生育している姿を見かけることがあります。雪のない地方では、時には寒い時期に花を咲かせている姿を目にすることもあります。
したたかに、しぶとく、道端で生き延びている姿は、逞しささえ感じてしまいます。
身近に見られる植物です。ちょっと足元に目をやって、人知れず花を咲かせ、結実するコナスビの姿を探してみませんか。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)
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