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420.《カワラケツメイ(川原決明)》

420.《カワラケツメイ(川原決明)》
日当たりの良い野原のような場所で咲くマメの仲間で、日本在来の植物です。
子どもの頃、乾燥させたものを煎じたお茶を飲んだ記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アメリカ原産で、日本ではエビスグサと呼ばれる植物があります。中国を経由して江戸時代に薬草として渡来しました。このエビスグサを中国名でケツメイ(決明)と言います。眼病を直して明るさを取り戻すという意味のようです。
川原に生えるケツメイでカワラケツメイという意味と言われています。
乾燥させたものを普通にお茶として飲んでおられる地域も多いかと思います。
草姿から、園芸植物として売られているオジギソウ(南米原産)と間違えらえる方もありますが、オジギソウのように、葉に触っても葉が閉じたりすることはありませんが、暗くなったりすると葉を閉じます。
秋に豆果ができます。完熟すると豆を弾き飛ばします。一年草なので、この頃まで刈られないようにしないと次世代が残せません。生育数が減っている原因の一つかと思われます。
似ている植物にクサネム(草合歓)があります。こちらは豆果が弾けないで、節ごとに折れます。両者を見分けるポイントの一つです。
廣畠眞知子氏(NPO法人千葉県森林インスタラクター会会員、元千葉都市緑化植物園緑の相談員)







