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525.《カワウ(川鵜)》鳥類
525.《カワウ(川鵜)》鳥類
カワウは東京周辺ではどこでも見かける大きくて黒い鳥です。トビと同じくらいよく見られます。編隊を組んで「鍵になり竿になり」飛んでいるのは主にカワウです。全身真っ黒ですが、繁殖期には頭や首、脚の付け根あたりが白い羽毛になりなかなかお洒落です。
市川市の行徳鳥獣保護区周辺には数千羽から万を超えるカワウのコロニーが有り湾岸線を走っていると沢山の巣が見えます。このカワウが朝のエサ取りに東京湾奥の三番瀬に大群となって現れるのは壮観です。
東京湾奥は冬には万を超えるスズガモの群れが来て二枚貝をたくさん食べますし、カワウの大群が食べる魚もいる非常に豊かな海です。三番瀬をラムサール条約の湿地に登録するなどして、後世に残したいものです。
長良川の鵜飼いに使われるのはウミウです。カワウと非常に似ているので遠目では区別が難しいのですが、双眼鏡や望遠鏡で顔を覗くと、目の後ろの白い部分が大きく盛り上がっていればウミウです。
カワウは水中に潜って巧みに泳ぎ魚を捕ります。潜りやすい様に翼の撥水性は他の水鳥に比べて低いので、休憩中のカワウは翼を大きく広げて乾かしている姿がよく見られます。
安武 弘幸氏(NPO法人千葉県森林インストラクター会会員・千葉県野鳥の会会員)
