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ニッセイ緑の財団ニュース

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《No.22》ゴジュウカラの巣作り

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「ニッセイの森」の1つである宮城県利府町にある「森から考えるESD学びの森」を日常的に管理している「宮城県森林インストラクター協会」が「森から考えるESD学びの森」の他に、同協会が指定管理を行っている施設周辺で見られる動植物等の様子や、身近な植物で子どもから大人まで楽しめる葉っぱ遊びを「学びの森の生態図鑑」として紹介させていただきます。
(写真・解説の提供:宮城県森林インストラクター協会)
 

「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター ことりはうす」のそばにある野鳥の森の住人、ゴジュウカラの巣作りについて紹介します。泥を使って巣を作る身近な鳥といえばツバメなどが思い浮かびますが、今回ご紹介するゴジュウカラも泥を使います。

 ※本撮影は野鳥たちの子育てに影響ないよう、細心の注意を払って行っています。野鳥たちの観察時は野鳥たちを刺激しないよう十分に距離を置き、営巣場所にはなるべく近づかないように、人と野鳥の距離は守りましょう。とはいえ、知らずに近づいてしまった場合は、野鳥たちが激しく鳴きますので、すぐにその場を立ち去りましょうね。野鳥たちの穏やかな生活を守るため、一か所に立ち止まって撮影を続ける等しないよう、野鳥に代わってお願い申し上げます。

そんなわけで、今回ご紹介する写真も離れた場所から撮影し、トリミングしているため、画像が荒くブレ気味であることはご容赦ください。

 ゴジュウカラの営巣(子育て)はキツツキの古巣などを利用し、樹皮や泥などを使い巣作りします。ゴジュウカラはその泥を使って自分サイズに入口を「左官」するところがとても特徴的です。これまでに撮影できたゴジュウカラの巣もご紹介します。どれも上手に泥で入り口を小さくしています。中には樹皮を敷き詰めているそうで、そこに卵を産みます。

日本では3-6月に1回に5-7個の卵を産み、メスのみが抱卵を行い、抱卵期間は18-20日。雛は孵化してから20-25日で巣立つといわれています。

 

 

 

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